「私と旦那とベビーと」

保育士の私、抑うつ状態で休職していた教員の旦那、病気の治療のベビーの暮らし

希望していない人事異動通告でのやり取り③ - ツレが抑うつになりまして(3)

こんにちは、ぽんたです。

今回も旦那のことについて、日記、備忘録として書いていきたいと思います。

今回の記事では、お偉いさんとの何日間か戦争の初日の終わりまで行きたいと思います。旦那の朧げな記憶もとに作っているものですから100%実録になっていないと思われますのであしからず。

前回までのあらすじ

毎回書いていますが、旦那は教員をしていて、現在「抑うつ状態」で休職中です。

異動希望を出していない旦那が、「異動してもらう」と呼び出しを受け、「断れるものですか?」と投げかけたところ、「無理」と、言葉のキャッチボールをホームランされてしまった続きからどうぞ!

 

前回の記事です。

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ツレが(抑)うつになった話。最初の記事です。

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お偉いさんとの会話の内容

言葉のドッヂボール その1

「ということでね、異動先は○○(私たちが住んでいる所から離れている例の市町村役場です)へ派遣されての仕事になるのでね・・・」

「ちょ、ちょっと待ってください!」

 

「○○!?なんでそんな遠くに・・・というより、私異動希望出していないです!勘弁してください!」

「それに断れないってどういうことなんですか!?」

 

「私もね、今連絡受けたから詳しくはわからないけど、もう決まったことみたいだからね?」

「返事は、YES or はい ね?」

 

「oh jesus...」

 

といった具合で、取りつく島無しの雰囲気で始まった言葉のドッジボール大会。

旦那曰く、お偉いさんは「上からの連絡だから」「現場に必要な人材だったのに」など、決まっちゃって残念、といった風に話しかけてこられたそうです。

 

いやいや!うちの旦那!希望!出して!無いし!!

そないに必要なら留める努力してよ!被害者的な雰囲気出すとしたらあなたじゃなくて、旦那の方でしょう?!

と、今更声を大にして叫んでもどうしようもないのですが、「遠くない?」「断っちゃえば?」の次に出てきた私の感想でした。

 

言葉のドッヂボール その2

「ボス、急にそんなこと受け入れられないですよ!」

「異動希望出していないのは、もうすぐうちに子どもが生まれるってのもあるんです。ボスも知ってるじゃないですか!今のタイミングでってのはちょっと…」

「役所で市町村の仕事って言われても、そこって自分の出身だとか、学生の時通っていたとか、仕事したことある場所とか全くないですよ。妻も含めて縁もゆかりもないんですよ。」

「それに仕事内容も今までと全く違ったものになるんですよね?今の仕事を完璧にこなしているとは言えません。でも、数年かけて何とかやってきたつもりです。分からない仕事、分からない土地、仕事終わりの時間が見えなくなるのはやはり不安です。」

「それに遠いですよ!出産を控えている妻に何かあった時に駆けつけることができない仕事終わりの時間や距離は困ります!」

「うん、うん。じゃ、どうしようか?」

「どうにかできるんですか?!」

 

「まあ、できないんだけどね。」

「」

 

「そ、そもそも、そこでの仕事ってどんなことするんですか?」

「私もわからない」

「」

 

いや、できないんかーい!そして、あなたも分からないんかーい!

大分誇張しているような気がしますが、ご愛敬。

名誉のために書いておきますが(私にとってはどうでもいいですが)、お偉い方は、一応(立場上?)最後まで話を聞くよという姿勢は取り続けて下さったそうです。

 

私から見ても、旦那はとってもわかりやすいです。顔にも出ます。

不安なことが尽きない旦那。

家も建てる契約したばかり。

今みたいに自分をわかってくれる同僚もいない場所。知らない土地、知らない環境。

現場とは違う仕事、給料は?休みは?時間は?

そもそもなんで自分が・・・?

 

きっと真っ白な顔になって、困った顔をして、分からないことだらけで質問を続けていたのでしょう。

当時そんな状況でも、私と私のお腹の中の赤ちゃんのことを考えてくれていた旦那。話の内容を聞いていて、それが分かった時はとても嬉しかったのを覚えています。

きっとその顔でお偉い人も察したのでしょう。「今日は無理だな」と。

 

「うん、うん。不安だよね。そしたら、私の方から、旦那さんが不安に思っていることとを伝えて、疑問に思っていることを聞いておくよ。そして後日その回答を伝えます。今日はここまでにしましょう。」

「はい…。」

 

と、いった具合で、初日を終えたそうです。

初日の会話を終えて

私としても、旦那同様に、唐突すぎて頭の中に「?」が一杯になり、「断っちゃえば?」くらいしか最初口にできなかったのを覚えています。

しかし、実は旦那、1対1の話し合いの後、同僚であり先輩でもある方々に相談し、1つ、交渉の材料になりそうなものを手に入れて帰ってきていました。

 

組合です。

 

 

長くなりましたので、続きはまた次回に!

 

続きです。

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