こんにちは、ぽんたです。
今回は「抑うつ状態」で休職中である、教員の旦那のことについての続きを、日記、備忘録として書いていきます。
前回までのあらすじ
アドバイスを受け、組合長さんに相談しに行った旦那。
組合員の味方であるはずの方からまさかの言葉をかけられます。
前回の記事です。
ツレが抑うつになった話の最初の記事です。
組合長さんとの話
前回からの会話の続き
「その異動断らない方がいいよ!」
「え!?いや、私は断りたくて相談してるのですが!」
「なんで断る必要あるの!」
「出世なのに!」
組合長さんの思い
組合長さんの言い分はこうでした。
- 旦那が打診された異動は、偉くなる人が通る道。(と組合長さんは思ってる)
- 断ると今後一生、出世の道は閉ざされると思う。
- そして今後一生「庁への異動を断った人」というのが付きまとう。
- 自分には、自分よりも年下だけど身分が上の人がいる。旦那さんはそういうの耐えられるの?旦那さんにはこんな思いはしてほしくない。
- 自分は部活動の顧問しているけど、この年になると体が大変。断ると年取った時までこんな苦労しなきゃいけなくなる。
- 今後、この業界は部活動含めて体張ってなんぼの世界じゃなくなっていくと思う。その時にデスクワークしてても稼げる方が絶対良い!断れば出世コースを外れ、いずれ辛い思いすることになる。
- 組合を通して断る、というのはかなり大がかりなことだよ。それについても尾ひれついて一生付きまとうよ。それでも良ければ、力になれることがあればまた声かけて欲しい。
話し合いを終えて
組合長さんは、旦那のためを思って熱く話してくれたそうです。
話の途中には、旦那も「いや、出世とかはどうでもいい」「どちらかといえばずっとデスクワークしてるより子どもたちと関われる仕事の方がいい」という考えは伝えたそうですが、「いやいや」と、組合長さんの思いを語られたそうです。
話を終えた後、旦那は組合長さんは自分のために言ってくれていると感じながらも、「ああこれ以上この人にお願いしてもだめだな」と感じ、それ以上頼るのをやめてしまいました。
これが失敗だった、と彼自身が後悔しています。
あの時、しっかりと頼んでおけば。一緒に話をしにいってもらっていれば。現実は変わっていたかもしれないのに。と、今でも言っては落ち込んでいます。
当時の私の気持ち
旦那と同じく、ここは先輩からいただいた助言をもとに、組合長さんに相談して力になってもらうしかない!と組合の存在に懸けていた私。しかし、組合長さんが旦那から常々聞いていた人(変わった?方)だと知り、不安になったのを覚えています。
その不安が的中してしまった、というところです・・・。
これは私の勝手な感想ですが、どうも組合長さんには出世に対してのコンプレックスがあるのではないかと思うくらいの言い分でした。
ちなみになのですが、旦那の打診された異動先を経験している先輩曰く、「そこで働いたら出世?関係ないよ」だったそうです。
再びお偉いさんとの話し合い
話し合いを前にしての旦那の考え
といった具合に、最後の切り札ともいえる札が消えてしまい、旦那の手札に残っているのは先輩からのご助言と自分の思いのみ。
もはやこれまでなのだろうか、もし、本当に避けられないのなら、
- 今は待ってほしい。数年後なら受け入れる覚悟がある。ということを伝えてみる。妻の出産、マイホームが控える今、これ以上の変化は耐えられる気がしないと伝える。
-
それも難しいのなら、せめて自分たちが住んでいる市町村、または出身の市町村、近くの市町村の打診ならば受け入れる覚悟がある。と伝えてみる。
- もしこれらもすべて駄目、ならば。なぜ希望を出していない自分が、こんなにも無理やりにでも異動の対象になっているのか確認したい。
- ↑に関連しますが、なぜ、自分なのか、再びしっかりと確認したい。
ということを考え、連日のお偉いさんとの1対1に備えたそうです。
こう箇条書きにしてみると、旦那の我儘にみえなくもないですが・・・。当時本人は必死でした。
旦那にとって、異動は初めての経験ではないです。ただ、異動後当初は、人並み以上に緊張でカチコチになりいつも以上に疲れてしまうそうです。(後々旦那の家族から伺いました)
歓迎会で一言と何か芸の1つをよろしくね!と言われただけで顔が真っ白になって心配される人です。さぞかし心細かったことでしょう。
男のくせに!なよなよと!と思う方もいるでしょうけど、元来とても優しい人で、争いとか好まないタイプなんです。周りのこと、人のことを考えるタイプの人です。
そんな旦那が!強い意志をもって!争う気持ちをもって!
この日も鳴り響いた校内電話に応じ、部屋に乗り込みました!
いざ、話し合いへ!
「う~ん、それでも異動しないってのは難しいと思うよ」
「」
続きはまたそのうち!
続きです。