「私と旦那とベビーと」~私、育休中。旦那、休職中。ベビー、治療中。~

育休中で保育士の私、抑うつ状態で休職中の教員の旦那、病気の治療のベビーの暮らし

ツレが抑うつになりまして(13)

こんにちは、ぽんたです。

今回も「抑うつ状態」で休職中である、教員の旦那のことについての続きを書いていきます。今回は実際に仕事をした旦那が追い込まれた原因について書いていきます。

そんなことでかよ!って思う方もいらっしゃるかもしれません。ただ、もし、ここまで記事を読んでいただいた方がいたら既にわかると思いますが、うちの旦那、もともとそんなにメンタル強めではない人なので、ああこういうレベルでも抑うつになる人はいるんだなって目線で見ていただけたら幸いです。

では、今回もよろしくお願いします!

前回までのあらすじ

初日の挨拶まわりは魔法の言葉「○○さん(前任者さん)の後任です!」で乗り切ることができた旦那。私目線では疲れているようには見えましたが普段と大きく変わった様子はありませんでした。しかし、旦那的には、悪気のない周囲の一言がプレッシャーに感じていたり、忙しさに追われて何も仕事を進められなかったと感じたり、と仕事に対して不安感が増した一日だったようです。

 

前回の記事です。

ponponta0113.hateblo.jp

ツレが抑うつになった話の最初の記事です。

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旦那の新しい仕事場での状況

さて、新しい仕事1週目はカレンダー通りに終わり、本格的に仕事に取り組んだのは2週目からでした。

仕事の話は旦那の話をもとに書いていくのですが、仕事内容については難しいことは分からないし、当時を思い出して自分のふがいなさにまた落ち込んでいる旦那がいるので、簡単に少しだけ書いていくことにします。

 

2週目からは、何から手を付ければいいか分からない状態から始まり、何が何だか分からないまま時間が過ぎていき、でも仕事は終わらず分からず、ただ期限は待ってくれず・・・。が基本的にずっとそれが旦那に付きまとうといった状況だったそうです。

 

でもそれって当たり前のことだと思います。今までと全く違った仕事をするわけですから、いきなり分かる方がおかしいですよね。ただ、前任者さんはできていたそうで・・・本当に素晴らしいお方みたいです。

 

前任者さんが作ってくださった完璧な引継ぎ書によれば、新しい職場に来た時点で旦那個人にすでに締め切り間近のタスクが数十個あり、出張・会議が複数個決まっていて(勤務時間外スタート複数です)、地域対象・県対象・全国対象のイベントをそれぞれ企画や運営などを任されていて、地域で役員をされている方と企画・運営する行事も任されていて、役場内での事務処理+庁からの調査報告依頼や仕事、外部との連絡・対応がほぼ毎日あるプラスアルファといった感じです。

 

公務員さんからしたら「まあ、その仕事の担当部署の業務担当としては通常業務じゃない?」となると思います。ただ、旦那は毎日パニックだったようです。

慣れていないが一番大きいのかもしれませんが、

  • 仕事自体が把握できないこと
  • 期限に追われている状態なのにそこに手が届かない状態なこと(優先順位リスト、箇条書きリストなど自分で作って頑張っていたみたいですが・・・)
  • 自分の仕事が遅いせいで周囲に(主に直属の上司)迷惑をかけてしまっていること
  • それでも新しい仕事が毎日増えること
  • 期限が近付いているよと声掛けされる(善意で!)こと

ストレスにもなっていたみたいです。

 

そして一番といってもいいかもしれない旦那が追い込まれた原因(私が勝手に思っているのですが)が、旦那が仕事が分からず質問したり相談したりした際の返答される

 

○○さんの引継ぎ書を見たらわかるから見てみて

○○さん(前任者)さんに聞けばわかるから聞いてみて

 

という言葉です。

「見ればわかる」「聞けばわかる」の恐ろしさ

もちろん、職場の方も鬼じゃありません。むしろ優しかったみたいです。その場で答えらえること等は、旦那が同じ事を聞いても教えて下さっていました。

ただ、前任者さんが担当していた業務については、上司も含め分からないことがあったようで、上記した言葉が高確率で返ってきたそうです。

「見ればわかる」がわからない

さて、「見ればわかる」についてなのですが、大げさな例を挙げますよ?極めて大げさに。引き継ぎ書を開くと次のような言葉が書いてあったとします。

 

「priručnik molim te pogledaj. Ako ne razumijete, pitajte svog šefa.」

 

説明が分からない人のイラスト(男性会社員)

これが書いてあったら日本人の私たちは仕事ができるでしょうか。難しいですよね。

ちなみに前任者さんの引き継ぎ書は、とても丁寧に分かりやすくしてくださっていました。それでも旦那には初めて見る単語や名称が多く、何が何だかわかりません。まず、書いている通りの場所にあるファイルや資料に目を通しますが、同じです。

 

そして、運の悪いことに(良いことに?)、任期中がコロナ渦だった前任者さんの仕事と、withコロナに舵を切った年度から任期が始まった旦那の仕事は、同じなのに同じではないといった状況でした。

そのため、「資料を参考にして今年はwithコロナバージョンでお願いします」と言われても旦那からしたら「withもwithoutもわかりません」状態でした。

 

 

ちなみに先ほどの言葉は「マニュアル見てください。わからなければ上司に聞いてください。」と書いてあります。どこの言語かは気になる方は調べてみてくださいね(笑)ヒントは、サッカーW杯で日本代表と素晴らしい戦いをしたあの国です。

「聞けばわかる」がわからない。というより繋がらない

さて、「聞けばわかる」についてなのですが、大げさな例を・・・挙げなくてもタイトルの通りです。

そもそも前任者さんに連絡がつながらないのです。それもそのはず、前任者さんも新しい職場で働いているからです。当たり前ですね。

上述しましたが、前任者さんが担当していた業務については、上司でもわからないことがあったそうです。その場合、連絡とってみてと言われるのですが、連絡が繋がるのは、前任者さんの空き時間にたまたま電話がつながったときやラインをみてくれたとき、あとは前任者さんが仕事を終えた後になります。

そのため、連絡が繋がるまで手に付けられないものもあり、他に手に付けられるものも少なく、終わらせるべき仕事が滞らせてしまって、迷惑をかけてしまって、自分が帰る時間も遅くなって・・・の悪循環。

 

ただ、ありがたいことに連絡が繋がった時には、どんなに長い電話でも、どんなに小さいことでも、丁寧に教えて下さったそうです。

私も一度家に帰ったら、出張から直帰し先に帰っていた旦那が、泣きそうな顔をして電話越しに頭を下げ、必死にメモしながら長時間電話をしていた姿をみたことがあります。

電話が終わった後、

 

「どうしよう・・・。わからない・・・」

 

と、泣いてしまっていました。

これだけ必死にメモしてたんだから大丈夫だよ!これをもとに係長さんに相談したらいいじゃん!と、励ましましたが、「また前任者さんに聞いてって言われるのかな・・・」と落ち込むといった状態でした。

 

おそらく、また頭の中でも

「仕事が分からない」⇔「前任者さんに見て聞いて」→「見ても聞いても仕事が進まない」「周りに迷惑」「帰りも遅くなり寝る時間が減る」「朝は早く起きて出発しないと時間が足りない」→「早く到着して仕事に取り掛かる」(最初に戻る)

 

のような悪循環を考えてしまって落ち込んでいたのだと思います。ただ残念なことに、旦那の頭の中の悪い想像だけにとどまらず、実際に旦那の身に起こってしまったわけです。

結果論なのですが、旦那がこのような状態になっている様子を見たときに、何か私にもっとできることがあったんじゃないかなと思うこともあります。

 

では、ちょっと長くなりましたので今回はこの辺で。次回は私から見た旦那の変化についても合わせて書けたらいいかなと思います。

 

続く!

ponponta0113.hateblo.jp

 

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