「私と旦那とベビーと」

保育士の私、抑うつ状態で休職していた教員の旦那、病気の治療のベビーの暮らし

人事異動の真実① - ツレが抑うつになりまして(10)

こんにちは、ぽんたです。

今回も「抑うつ状態」で休職中である、教員の旦那のことについての続きを、日記、備忘録として書いていきます。

前回までのあらすじ

完璧な引継ぎ資料、テキパキした説明を受けながらも事前と聞いていたものとは違う勤務に驚きを隠せない旦那。

大丈夫、分からなかったら前任者に聞けばいいから!」「引き継ぎ書、見ればわかるから!」という魔法の言葉とともに引継ぎは終了したのでした。

 

前回の記事です。

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ツレが抑うつになった話の最初の記事です。

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帰宅後から旦那の様子がおかしい

異動が決まった日からもいつも通りだった旦那ですが、その日帰宅した旦那は明らかにテンションが低かったです。

前々からも書いていますが、旦那は顔に出やすいです。

事前に聞いていた話と実際に引継ぎで知らされた話が違うということに動揺を隠せない様子でした。そして、明らかに大変そうな仕事内容に、本当にやっていけるのかとても不安そうでした。

この日から、整理がつかずモヤモヤした気持ちが残っていたような気がします。

そんなこんなで、送別会に向けて何を話すかでまた悩む旦那なのでした。

送別会前のボスとの会話

送別会前、異動をする先生方が集合する部屋に行くと、ほかの先生方と共にお偉いさんもいらっしゃいました。異動発表前にすでに噂はされていましたが、お偉いさんも別の学校への異動が決まっていました。

 

「やあ、旦那さん。新しい職場の引継ぎどうだったの?」

「ボス・・・。聞いていた話と全く違うんですが・・・」

「え?どういうこと?」

~説明~

「え?私は担当の人からはそんなこと聞かされなかったよ?」

「これが現実ですよ・・・もう行きたくなくなってますよ」

「そんなこと・・・なんか申し訳ないなあ」

 

若干投げやり気味の旦那。申し訳なさそうなお偉いさん。

本当は知ってたんじゃないか?それ演技でしょ?」「下手に上の指示に逆らうと自分の異動に影響が及ぶかもしれないから、無理にでも異動させたのでは?」と疑ってしまうくらい気持ちは荒んでたそうです。

周りの先生たちも話を聞いていて、旦那に同情する様子だったそうです。お偉いさんとの会話は、送別会の開始の準備が始まるとのことでそこまでとなってしまいました。後日、もう一度1対1で話す機会があったそうですがそれはまたその回で。

追い打ちをかける出来事

それは送別会後の出来事。

無難に挨拶を終えることができた旦那のもとに、職員の皆さんがねぎらいに来て下さったそうです。

その後、仕事場に戻って1人になったときに、もう1人、旦那のもとに来てくださった方がいたそうです。その先輩は、旦那と個人的に仲良くしてくださっていた方で、特に部活動に関してよく話をしていたそうです。別の部活動の担当でしたが、互いに情報交換し切磋琢磨した仲でもありました。

 

「旦那さんお疲れ!寂しくなるよ!ほい、お菓子!」

「先輩、わざわざありがとうございます!」

「いやー残された方も大変だよ!○○○○とか××××とかさ~。こっちの身にもなれって感じだわ」

「ははは・・・(ん?どういうことだ?)」

 

○○とか××とかは、先輩が担当している部活動について話しているのですが、旦那が気になるところが。

なぜなら旦那の異動が決定する前の時点で、すでに部活動の顧問の配置についての動きがあったような話しぶりだからです。それも、旦那の代わりに異動で学校に入ってくる方を含めてです

 

旦那曰く、部活動の顧問の決め方は学校によって違うと思うのですが、旦那が体験したのは2パターンあるそうです、

  1. 3月末に職員の希望調査をもとに決めて、空きが出たところに異動してこられる方が入るというパターン。
  2. 4月に職員が揃った時点で希望をとるパターン。

 

旦那が勤めていた学校に赴任した際には、パターン1だったため、今まで経験したことのない競技を担当していました。そういうものだと思っていたそうです。

 

しかし、先輩の話は、異動してくる方が担当する部活動が決まっていることありきで話が進んでいる結果、先輩が苦労しているという内容でした。

 

あれそれって、玉突き異動じゃ・・・?

「学校現場から離れていた人が現場に戻ってくる際に、その方と同じ教科であったり部活動の専門性が被っていたりしたがために異動しなくてはいけない」と、いった玉突き異動など…。

ツレが抑うつになりまして(2) - 「私と旦那とベビーと」~私、育休中。旦那、休職中。ベビー、治療中。~

 

でも、お偉いさんとの話では、自分が異動対象になったは、自分が適任だと思われたからのはずで・・・。どちらかといえばご栄転異動のはずでは・・・?

「学校現場ではなく、お役所的な場所(都道府県の「庁」がつくところや、市町村の役所、はたまた県外など)で仕事をしてもらうための異動」と、いった所謂ご栄転異動(必ずしも栄転といえるかどうかは別らしいですが)

ツレが抑うつになりまして(2) - 「私と旦那とベビーと」~私、育休中。旦那、休職中。ベビー、治療中。~

 

「しかし、思ったより旦那さんが元気そうでよかったよ!」

こんな変な人事に巻き込まれてかわいそうだったからさ

 

「え?」

「え?」

 

「あれ?俺はもう旦那さんが知ってるものと思って話してた!」

 

「旦那さんの異動って、俺の担当してる部活関係の玉突き事故だよ」

 

続く!

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